少林寺流空手道は、喜屋武朝徳が古の達人(【 】内の人)から伝授された空手の型7つと、棒術の型ひとつを継承しています。


1.アーナンクー 【台湾の達人】  ★動画★(MP4形式 14.4MB)
少林寺流のみが継承している型。1925年(大正14年)、喜屋武朝徳師が台湾へ武者修行に行き、現地の達人より伝授された型で、手刀受け、双手受け、連続突き、猿臂等の形(技)が含まれ、少林寺流で最初に教授する型。
2.十三(セーサン) 【松村宗棍】 ★動画★(MP4形式 28.6MB)
琉球王朝の最も偉大な唐手(空手)家の一人で、「武士松村」と呼ばれた松村宗棍(まつむらそうこん/1809-1899)から伝授された型。特に前半では腹式呼吸法を意識して行ない(肩胛骨を下げ)、呼吸と攻防の密接な関係を体得する。裏拳撃ちや忍び足での前蹴り等の形(技)が含まれ、時間をかけて鍛錬する型。
3.汪揖(ワンシュー) 【真栄田親雲上】 ★動画★(MP4形式 14.6MB)
真栄田親雲上(まえだペーチン/「親雲上」は琉球王朝の称号のひとつ)から伝授された型。1683年に渡琉した冊封使・汪楫(ワンシュー)が遺したものが原型と言われる。独特の手刀受けの形(技)、内受け、肩車の投げ技が含まれている。
4.抜塞(パッサイ) 【親泊興寛】 ★動画★(MP4形式 23.0MB)
親泊興寛(おやどまりこうかん/1827-1905)から伝授された型。相手を誘い、掌底で顔面を攻撃、闇夜に忍び足で相手を探り、位置を確認する形(技)、足刀による関節への攻撃などの形(技)が含まれている。
5.五十四歩(ゴジュウシホ) 【松村宗棍】 ★動画★(MP4形式 20.6MB)
松村宗棍から伝授された型で、手刀受け、背刀受け、連続貫手、羽交い締めへの攻防、双手受けから双手突きなどの形(技)が含まれている。
6.鎮闘(チントー) 【松茂良興作】 ★動画★(MP4形式 18.1MB)
「泊手」の大家・松茂良興作(まつもらこうさく/1829-1898)から伝授された型で、二段跳び蹴り、鶴の岩立ち(転身後の蹴り技)など、高度の形(技)が含まれている。
7.公相君(クーサンクー) 【屋良親雲上】 ★動画★(MP4形式 30.8MB)
松村宗棍の弟子の一人、屋良親雲上(やらペーチン/通称「北谷屋良」/1816-?)から伝授された型で、特に「空手に先手なし」の理念を最初の形(技)で表現する。足刀横蹴りが随所にある。総仕上げの型で、五段以上を取得した者に伝授される。
8.徳嶺の棍(トクンミィヌクン) 【徳嶺親雲上】 ★動画★(MP4形式 21.6MB)
徳嶺親雲上(とくみねペーチン)から伝授された棒術の型で、少林寺流のみが継承している型。棒の長さは六尺。連続受け攻撃、貫技や突き技を多用する。

動画は、「手を語る会」道場訪問シリーズの企画(第7回)として、1997年11月4日、求道館で撮影されたVTRのコピーを編集したものです。後方で演武を見守っているのが仲里常延先生。